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冬だけでなく一年を通じて「かぜ」について


令和5年1月30日0:00現在、国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は32,485,787名(うち、空港・海港検疫事例23,579名)、死亡者は67,845名が確認されています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

新型コロナウイルスSARS-CoV-2)による感染症です。

2019年12月に中国で初めて報告され、世界的な流行を見せています。

新型コロナウイルス感染症は新型コロナウイルスの感染から1~14日(平均約5日)の潜伏期間ののち、発熱、鼻水、喉の痛み、せきなどの呼吸器症状や、嗅覚異常や味覚異常といった症状が現れます。また、感染者の一部は肺炎が悪化して酸素投与や集中治療室での人工呼吸管理が必要になることがあり、特に、高齢者や基礎疾患などがある人、一部の妊娠後期の人で重症化のリスクが高いといわれています。

新型コロナウイルスは発症の2日前から発症後7~10日間程度はほかの人に感染させる可能性があるといわれています。特に、発症直前や直後がもっともウイルス排出量が多く、感染のリスクが高まるため、流行期間中は症状の有無にかかわらず3密(密閉・密集・密接)や、感染リスクが高まる「5つの場面」を避けるような行動を心がけることが大切です。

「かぜは万病のもと」と言われますが、例えば「インフルエンザ」で注意しなければならないのは、「合併症」です。抵抗力が弱っていると、ウイルスや細菌が侵入・増殖しやすく、肺炎や髄膜炎など重い合併症が現れることがあります。時に死に至ることもあるため、かぜの症状を甘くみないで、症状の変化をよくみて、場合によっては早めに医師の判断をあおぐ必要があります。

 

 


 

普通感冒(ふつうかんぼう)※一般的な風邪のこと

80-90%がウイルス上気道感染症で、主にに現れ、副鼻腔喉頭も影響を受けることがあります。感染後2日以内に発生することが多く「咽頭痛くしゃみ鼻水、鼻閉、頭痛発熱嗄声」などの症状が現れます。7-10日間で回復することが多いですが、一部では3週間以上回復しない場合もあります。他に健康に問題がある場合は、肺炎に進行する可能性があります。

多くの場合、単に風邪と言えば急性上気道炎(普通感冒)を指し、西洋医学では「かぜ症候群」と言います。消化管のウイルス感染によって、嘔吐下痢腹痛など、腹部症状と上記全身症を来した状態を、「感冒性胃腸炎」「お腹の風邪」と言います。

インフルエンザ

咳、鼻水、のどの痛みなどの上気道炎の症状がありますが、いわゆる「かぜ」に比べて全身の症状が強くみられます。

  1. 潜伏期間は、1日から4日(最長7日)でその後突然発症します。

  2. 症状は、38度以上の発熱、頭痛、咳、咽頭痛、鼻水、筋肉痛、などを呈します。おう吐や下痢など、消化器症状が見られる場合もあり、通常のかぜに比べ全身症状が強く出やすいことを特徴とします。

 

多くの場合。軽症で回復していますが、一部重症化する例や亡くなる方も報告されています。喘息など慢性の呼吸器疾患、心疾患、糖尿病、免疫不全のある方、妊娠中の方などは重症化しやすいとされ、二次的な細菌感染による肺炎などを呈することがあります。お子様やご高齢の方でまれに重症化することがありますので留意が必要です。

​風邪の予防と対策

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